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【小豆島フェリー】姫路港→小豆島福田港行フェリーが最高だった

執筆者の写真: コフンねこコフンねこ

更新日:2019年7月20日

ハロー!瀬戸内海の風に吹かれてひどい顔をしているコフンねこです。



みなさんはフェリーって乗ったことあるでしょうか?



車も一緒に乗り込めるそれはそれは大きい船。



実は「人だけ」でも乗れて、しかも快適なんですよ!



今回はその中でもかなりお手軽で本数も多い姫路↔小豆島の『小豆島フェリー』の体験レポです!




チケットを買う「だけ」。超お手軽な乗り方とは?

2019年4月1日……新元号発表の日。



僕はバイト夜勤明けで3:30すぎに帰宅し、ようやく荷造りを始めました。



目的地は瀬戸内、"小豆島"



人口約1.4万人と中々規模の大きい島ながら、本州や四国と陸路では繋がっていないため上陸には必ず船に乗る必要があります。



関西方面からの最もお手軽な小豆島渡航は「姫路港からフェリーに乗る」という方法なのですが、最も便利な姫路港9:45発の第二便に乗るためには最低でも6:50には家を出なければなりません。



身支度なども考えると30分前には起きたい、つまり6:20には起床したい。だけど荷造りが終わったのは4:30くらい。



Oh, Geethus.



こんなの無理だ、間に合うわけがない。約束をしている友人たちに予め詫びて遅刻しよう…………




































起きれました。



マッハで身支度し姫路に向かう。



なんかこう「フェリー」って聞くと手続きが面倒なのかな?とか思って、一応30分前には着きたかったのですが、そこら辺はガバガバになっちゃった。



どんなに早起きできても結局「ギリギリ間に合う時間」に家を出てしまう怠慢。



男子大学生なんてそんなもんですよ、授業開始やデートの待ち合わせはギリギリがスタンダード。期待すんな。



デートに遅れるのは最悪ごめんで済むけど、フェリーに乗り遅れるのはマジで笑えない。乗船手続きがめんどくさかったらどうしよう……

























簡単でした。



飛行機に乗るときみたいな煩雑さを想像していたのに、人が乗るだけならチケットを買うだけで済んでしまった(車などを乗せるときは事前予約が必要)。



しかも運賃は1520円で、船の旅にしてはまあまあ安い。



焦っていた自分がバカみたい。





とっても広い船内。

フェリーってのは車やバスも積める船。だから客室はすごく狭いもんだと思ってました。



が、





めっちゃ広い&豪華……!



フッカフカで大きいソファ席に、グループで使えるようなコンパートメント区画もある。



TVもあるし、



あとなんかアーケードゲームもあった……。



小豆島フェリーは短距離型でそこまで大きくない船なのですが、それでも想像の10倍は中が広くて快適でした。



感覚的にはもはや家。住みてぇ。



広いソファ席一列分を占拠してベッドのごとく寝る人までいる始末(流石に写真を撮るのは憚られた)。中には毛布や寝袋を持ち込む"猛者"も。



平日ということもあってお客さんはさほど多くなく、広々と座席を使っていても全然まだまだ席に余裕がある感じ。マジで広すぎる。



ただし船独特の揺れはあるので、寝るにも体力がいるというのはまた事実。そこで、



姫路港の売店で買った「赤まむし」を注入しました。



子供の頃飲んだ液体薬の味する……。




外に出れる!?展望デッキに行ってみた。

小豆島フェリーの魅力は中の広々空間だけではございません。



展望デッキがあるんです。窓越しではなくて、直に瀬戸の海を見れる。



ご覧ください、この青々と光り輝く瀬戸内海の美しさを。





瀬戸内海は非常に荒々しい海として知られています。にもかかわらず沿岸部には造船所やコンビナート等の大工場が立ち並び、日夜大小の船が行き交っているのです。



この繁栄ぶりは現代だけじゃなくてずっと昔からだというのだから驚きだ……!


そんな瀬戸内海をフェリーで往く。とんでもない快感なのですが、それにしても……







































風強ぇ。



写真撮影どころではない。前髪が崩壊してライオンみたいになってる。



風に加えて寒さも非常に厳しく、吹き付ける風の冷たさといったら冬の東北の吹雪並。ひどい、ひどいよ……



僕が「行こう!」って言ったからみんな付いてきてくれたのに、あまりの寒風のせいで僕が一番先に中へ戻りました。許せ。





フェリーの中でうどんを食べる!?

風が強く気温も低い、ちょっとした大惨事な展望デッキをそそくさと引き上げ客室に戻った僕。



フェリー乗船を2時間弱の睡眠で迎えた僕の体力はもともと残り1くらい。しかも強風極寒の展望デッキによって完全なるHPゼロへとさらに近づいてしまいました。生きているのが不思議なレベルです。



こんなときに必要なのは温かい食べ物。小豆島と言えば香川県の島。ああ、温かいうどんが食べられたらなぁ……



























ありました。



船内の小さな売店でうどん売ってるんです、さすが香川県。



もちろん香川の陸地で食べるうどんと比べたら全然違います、コシがあってツルツルって感じじゃなくて、ふわふわモチモチ。



そして凍えた身体に染み渡る温かい出汁……。



うまっ…………











































いつの間にか着いてた。



この美しい海、紛れもなく小豆島福田港です。



ほんとに100分も経った!?っていう満足感があり、なおかつ降りてすぐに小豆島らしいキレイな海を眺められるので、なんだか得した気分になれます。最高。



そしてそして、、、



まさか小豆島の港で新元号発表を見ることになるとは。



新元号発表に関わったすべての皆さん、そして夜勤明け朝からフェリーに乗った僕、お疲れ様でした。




\(^o^)/


(コフンねこ)

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