倉敷災害ボランティア日記―滞在&食編【岡山県倉敷市】
- 学生団体Reibre
- 2019年2月3日
- 読了時間: 7分
この記事では、倉敷災害ボランティア&観光―今回の滞在での宿と食べ物にフォーカスを置いて紹介していきます!
美観地区にある、人のあたたかさに触れられるゲストハウス、有鄰庵!
今回泊まった宿が、美観地区の中という抜群の立地にある有鄰庵(ゆうりんあん)さん!
https://yuurin-an.jp/
なんと今回はボランティア割で2,000円で泊まることができたのですが、
何度でも訪れたくなる魅力溢れるお宿でした。
実際、ここに泊まるためだけに倉敷に来るゲストもたくさんいるらしい。
まず初めにこの宿について紹介していきたいと思います!

有鄰庵さんは、「えんをひろげる古民家」をコンセプトにしたゲストハウス。
また、お昼には古民家カフェもやられており名物の”しあわせプリン”(後で詳しくご紹介します!)やあたたかいぜんざいなどを楽しめ、私たちの滞在中も大行列ができていました。
美観地区の中でもかなりの人気を誇っているらしい!
1日目はチェックインをして、交流の場である土間で宿の説明を聞いたり夕食用におすすめのお店を教えてもらったり。
ボランティアで長期間滞在されている方もいてスタッフさんと一般のゲストの見分けがつかないほど和気あいあいとしています。
ちなみにこの土間のテーブル、樹齢900年のトチノキらしい!どうりでなんだか落ち着く雰囲気を醸し出しているわけです。

この古民家自体も築100年の古い民家なのですが、とても綺麗にリノベーションされており、全く不便は感じませんでした。
トイレやシャワーは共同ですが、とっても清潔感がありストレスフリー。
個人的には旅先の宿のウォシュレットの有無も重要なので嬉しいポイントです。
1日目はスタッフさんオススメの、『升家』の煮干しラーメンを頂きました。大阪からの車移動の疲れも吹っ飛ぶ美味しさ。身に沁みます。
帰ってから寝ようとすると、ベッドには暖かい湯たんぽが用意されていました。
こういう心遣い、嬉しいですよね〜。
2日目も、真備町に向かう前におにぎりを頂き、共同キッチンにある電子レンジでチンして出発。
2日目朝なのでまだ滞在時間も全然経っていないのに、まるで実家から出発するような安心感が。
夕方に帰ってからは、こたつに入って温まりながら、
またオススメのお店を教えてもらったり
買ってきた地酒を土間で他のゲストさんと呑んだり。
年代も出身も違う初対面の人と、こんなにもじっくりと話し合える機会ってなかなかないのでとても楽しかったです。
日頃出会えない人とゆっくり語り合いたい願望がある人がいたらとってもオススメです。
2泊しましたがどの夜もそれぞれ人との交流があり「えんをひろげる古民家」と言っているだけあるな!と実感。
今回は四人で行きましたが一人旅だとまた楽しいと思います!
ボランティア参加者に優しいお宿。
ちなみに有鄰庵さん、ボランティアを目的に倉敷に来る人のためにさまざまなサポートを行ってくださっています。
(下はスクショ)


半額の2,000円でこの素晴らしいい宿泊体験ができるほか、
電車などで来て車を持っていない場合は送迎サービス
またボランティア当日にはおにぎりまで頂きました。
また、ゲストハウスにはボランティア経験豊富な方がたくさん泊まっているので
前日には夕食を食べながらアドバイスをもらったり
帰った後は感想を共有したりできるのもまた嬉しいところ。
宿の方もおっしゃっていましたが、ボランテイアに来られる方というのは人生経験が濃く、話していてとっても刺激になります。
普通の旅行にももちろんオススメのゲストハウスですが、これを機会に是非災害ボランティアに参加すると、さらに濃い経験ができると思います。
キリがないのでぼちぼち宿の話も終わらせて、倉敷のオススメの食べ物の紹介に入っていきましょう!
宿の方のオススメを聞いた結果、もれなく全部美味しかった話。
まずは1日目、チェックインした直後に行った升家の『煮干しラーメン』!!
スタッフさんが皆『あそこは間違いない!』と言われていたので期待大でした。
どん!!!

美味しい!!!
味はもちろん、卵も半熟とろとろで、完璧です。
今回は煮干しラーメンを頂きましたが、売り切れになっていたつけ麺も気になるところ…!
ここもまたまた、江戸時代の古い旅館を古民家再生した建物だそうで、美観地区の雰囲気とマッチしてとてもあたたかい感じでした。

お隣にはめちゃめちゃおしゃれなフレンチ?のお店もあって、こちらも次回訪れた時には足を運んでみたいなと思います。
そして翌日の夜にこれまた宿の方にオススメされて行ったのが、商店街の中にある「かっぱ」さん。

もっと映える写真使ったらいいのに!!(笑)
と思ってしまうくらい昭和感溢れる看板。
でも逆にこれがきっと良い雰囲気を出してくれているのでしょう。
注文したのは、小さいサイズのとんかつ(小さいといっても全然小さくない)とご飯、味噌汁がセットになった、「ミニとんてい」(900円)!

とんかつ×デミグラスソースは倉敷名物らしいです。
もう、泣きそうなくらい美味しかった。
これはどれだけでも食べられそう、と思ってしまいました。
デミグラスって本来洋食のソースなのにこんなにもとんかつに合ってしまっていいのか!!
という感じです。
甘くてコクがあるけど、全くしつこくない不思議な味。
まだ帰ってきて翌日ですが、既にもう一回行きたいです。。
商店街の中にあって倉敷駅からもすぐなのでアクセスも抜群です。今回は運よく並ばず入れましたが行列ができることもあるらしい。
そして二軒目に、『STANDING BAR 地酒屋』へ!

実は有鄰庵に一杯無料のチケットが置いてあったので、お得だ!!ということで行ったのですが、、、
唎酒師さんがいらっしゃって
日本酒初心者の私たちにも色々オススメを教えてくれる
これまたあたたかみのあるお店でした。
たくさんの種類の日本酒が楽しめるのですが
全種類が倉敷の地酒!
テンション上がります。
上がりすぎて中の写真を撮り忘れてしまいました。。
もちろんバーとして一杯単位で注文したり
一時間2,500円で利き酒ができたりもしますが
一本丸ごとを購入することもできるので

今回は2種類ずつ頂いた後、『ふりむけばゆり』を購入して宿で他のゲストさんたちと乾杯。
お酒のことをよく知っている店主さんに色々聞けるのは有難かったです!
さて、時系列で紹介をしてきましたが
ついに最終日、3日目です
まずは、有鄰庵の卵かけご飯を朝ごはんにいただきます。
旅先なのに、「おはよう〜〜」って起きてきて
テーブルを囲んで卵かけご飯なんて、最高ですよね。。

倉敷で取れた美味しい卵に、有鄰庵特製のお醤油で。

しょうゆがまた美味しくて、reibreメンバーもお土産に購入していました。
美味しかったなあ。良い朝でした。
メニューには650円と書いていますが、宿泊者は500円で頂くことができます。
午前中に大原美術館を楽しんだ後、楽しみにしていた食べ歩きを開始、、!
白桃とジャガイモのクリームのコロッケ、もっコロ。

阿智神社の麓から近い、商店街の端にあるえびす饅頭

たこ、などなど!!

もっコロはあっさりとした優しい味で、倉敷の情景に合っているような印象を受けました。
えびす饅頭は、75円という破格の価格。
通学路で通っている小学生も楽しめるお値段です。
焼きたてのアツアツのものを手渡してくれます。
75円でこんなにも幸せな気分を味わえることなかなかない!
お次は、有鄰庵名物の『しあわせプリン』!

あまりに有鄰庵が行列だったので、宿のスタッフさんに聞いた
もう1店舗本物のしあわせプリンが売っている商店街内のスイーツ店に行きました。
ウォールアートと芝生の、とっても可愛いお店。
一つ一つ顔が違って、好きなものを選ぶことができます。

かわいい、、!
太陽と虹のウォールアートとも相まって、ホッとした気持ちになれます。

手作り感が伝わってくる、とっても優しい味で
いつまでも食べていたい至福のときを過ごすことができました。
有鄰庵でも毎日暗くなることには売り切れるほど大人気なのも頷ける。
ついにラスト!倉敷旅の最後を飾ったのは、
くらしき桃子の桃パフェ!!!

一口目から最後まで、飽きの来ない美味しさ。
コーンフレークの量も少なめで、分かってるなあという感じです。
真ん中に乗っているのは、くらしき桃子の店舗でお土産としても売っている白桃のプリン。
これを桃と一緒に食べるのが最高に贅沢だったなあ。
倉敷に来たらフルーツは外せないですね……。
まとめ。
良い宿を見つけてその土地の人との縁が得られたらその滞在は最高!
今回の滞在で、やっぱり人が大事だなと再認識しました。
その意味でも、ゲスト、スタッフ色々な人と関われる有鄰庵さんは最適。
有鄰庵で色々な人と出会えたからこそ
美味しい食にも出会え、ボランティアにも安心して参加できた。
やっぱり、土地の人が良いといいものは良いんです。
是非、有鄰庵に滞在して倉敷の魅力を発掘してみてください!
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